少し遠い乗馬クラブへ、ビジター騎乗へ行ってきました。
芦毛くんがいなくなってからあまりに
気分の落ち込みがひどかったので、
気分転換によその乗馬クラブで
まったく知らない馬に乗ってみたかったのです。




黒丸「オレちゃんとお留守番してたぜ」



にこやかなスタッフさん、たくさんの馬たち。
初めての乗馬クラブでおろおろ
する私の前に、いかにも「馬乗り」という
雰囲気のかっこいい女性インストラクター
さんが連れてきてくれたのは、
なんと芦毛くんにそっくりの芦毛馬でした(；゜０゜)



こんなことってあるの！！？？



乗り味は全く違いましたが、自分の
下に白い馬体があるのがうれしかったです。
インストラクターさんの指導もわかりやすい。
下馬後、馬を洗い場へ連れて行くとき
「ありがとね」と芦毛馬の首を撫でたら、
鼻先ですりすりとお返しをしてくれました。
これが、これがもう、ほんとうに、控えめな
愛らしいすりすりで亡くなった芦毛くんに
そっくりで、私は涙をこらえるのがたいへんでした。




黒丸「元気に帰ってきてよかったぜ」



私の所属するクラブはこちらのように
大きくありませんが、だからこそ
会有馬の芦毛くんに関してさまざまな
経験をさせてもらえたのだと気付きました。
よそに行くと、自分のクラブが自分に
とって大切な存在であると改めて感じます。


ようやく少しずつ立ち直ってきました。
このまま鬱になるのではないかと
懸念されるほどだったので、自分でも
ほっとしています。

そして、嬉しく思っています。

私はまだ、馬に乗り続けることができる。



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